性能評価基準劣化等級の床下の防湿3等級について、詳しく教えて下さい。
自動車に性能があるように、新しい住宅には性能があります。
燃費、馬力などと同じように住宅は10の性能で評価しています。
- 構造の安定
- 火災に対する安全
- 劣化の軽減
- 維持管理・更新への配慮
- 温熱環境に関する事
- 空気環境に関する事
- 光、視環境に関する事
- 音環境に関する事
- 高齢者等への配慮に関する事
- 防犯に関する事
3番目にある劣化軽減に床下の防湿3等級があります。
等級には1、2、3等級と3段階の等級があります。
1等級とは住居者の「世代」という概念で1世代は25年から30年としています。
3等級は75年から90年まで建物は限界状態にならないという基準です。
限界状態の定義は修理を要する状態を住宅に使用されている木材の劣化率で表すと、住宅全体で12%前後、特に浴室窓の水を使用するヶ所で25%前後となる。このような状態を限界状態と定義しています。
ターミダンシートは日本木材保存協会の認定商品で床下に設置することで、床下の防湿3等級と土壌の防蟻3等級を取得することができます。
もちろん定期的な点検補修は必要です。