シロアリ防除のターミダンシート：７つの特長

ピレスロイド系の防蟻防湿シートである【ターミダンシート】は、７つの特徴によって施工主様・お客様の両方にメリットをもたらしております。１つ１つについて解説していますので、ぜひ確認してみてください。

ターミダンシート製品情報

安全性

米国FMC社のピレスロイド系ビフェントリンを0.05％をEVA樹脂、0.18㎜に含浸したシート。
防蟻成分のビフェントリンは100％原体で普通物、WHO世界保健機構の指定薬剤として広く世界中で使用されている。

反射を少なくすることでどのようなメリットがありますか？

基礎地業後に敷くシートなので太陽の反射は作業効率に大きな影響を与えます。快晴の下での防湿シートを張る仕事は反射の照り返しで熱中症の危険があります。低反射率にすることで熱中症などのリスクを低くすることができます。

ターミダンシートは特殊な表面加工をして低反射性を持たせて使用しやすくしています。

米国FMC社のピレスロイド系ビフェントリンは忌避性能が高いので、シロアリは触れることなく忌避するので、高いバリア性能を発揮します。

また、シートに触れるときはピレスロイドの特性である即効性能により、穴をあけることなくシロアリは死にます。

ビフェントリンは、安全性と忌避性が優れて刺激性がない薬剤です。しかし、薬剤の効能は長期に持続される訳では無く、年月を経るごとに分解されていきます。

薬剤が分解されるのは「土中のカビ・菌・バクテリアによる生物分解」「太陽紫外線による成分分解」「熱による揮発」「蒸散」の要因によりますが、ターミダンシートが長期で性能を維持できるのは下記の特徴を持つためです。

ターミダンシートはEVA樹脂(ポリエチレン樹脂+酢酸ビニールの重合体）で出来ており、シート厚が0.18㎜と厚く引張強度、伸度が高いのでいので、カビ・菌・バクテリアがシート内に侵入できないので、生物分解がありません。
ターミダンシートは地中に埋めるので、紫外線による分解はない。
土中は温度が一定で安定しているので熱分解がない。
ビフェントリンは蒸気圧が低く樹脂に含浸しているので蒸散することがない。
EVA樹脂自体だけでなくビフェントリンは水に溶けないので水に溶け出ない。
ターミダンシートのEVAをシロアリが貫通できない。

防湿と耐候性に優れたEVA樹脂を使用しています。EVAは紫外線劣化のない地中では生物劣化、酸アルカリに安定で住宅がある限る長期にわたり安定しています。

EVA0.18㎜は強靭で引張に対して4倍の追従性があるので地盤変状時にもしなやかにて対応して防蟻・防湿効果を維持します。また「ビフェントリン」は水に溶けにくく、シートから流出・揮散することはありません。